「女性蔑視」と騒ぐことが男女平等になるために、得策でない理由 |
なぜ、真正面から「女性蔑視」と騒ぐのは「男女が平等になるためには得策でない」のでしょうか?
それは私たちに有る心理に理由があります。
「2003年コロンビア大学とニューヨーク大学の教授の実験。 学生をAとBのグループに分け、実在する女性起業家ハイディ・ロイゼン氏の成功話について印象を尋ねた。ただし、Aグループだけは起業家の名をハワードという男性名に変えた。
成功話を読んだ印象を聞くと、Bグループの男女が女性のハイディに嫌悪感を抱き共に仕事をしたくないと感想を述べ、Aグループの男女は男性のハワードに好意を持ち称賛した」出典“Lean In”女性、仕事、リーダーへの意欲 シェリル・サンドバーグ、 |
同じことをしても、男性のパワードは称賛され、女性のハイディは嫌われるのです。
それはなぜでしょうか?
それは、成功する女性企業家に対して、競争心が強く相手をねじ伏せヒステリックな言動などの古いイメージがあるので、無意識に私たちは嫌悪を感じるからです。
映画などでよくある、出世や権力への執着心とプライドが非常に高いうえに、パニック状態を起す女上司などのイメージです。このような演出に対して社会的な悪意を感じたのは私だけでしょうか?(例えば、踊る大捜査線シリーズ『THE MOVIE 2』の沖田 仁美管理官)
「女性蔑視」と騒ぐ方にも残念ながらヒステリックに主張するというイメージがいまだあります。実は私もそのイメージを持っています。
ですから、このイメージと正反対の対応が効果的!
それはユーモアある対応で都議会議員としての政策を笑顔で記者に論理的に伝えること。それは塩村議員自らの能力で「女性蔑視」が間違いだと指摘することと同じです。
夫婦問題の対応も同じです。
感情的にならずに冷静に笑顔で、伴侶があなたに求めているモノを提供すること=あなたの役割=仕事を全うすることが優先できたら事態は変わります。この時はあなたの感情・言い分は脇に置きましょう。
あなたがご自分の感情・言い分に惑わされるとあなたの価値が伴侶に伝わりません。さらにあなた自身が“パワード・ハイディ現象”を起さないことも大切なのです。
“パワード・ハイディ現象”は過去のイメージに惑わされ、事実と感情が整理できないときに起きます。事実を論理的に観、疑問を持つことと、男女の性差による環境の違いも知りましょう。それは伴侶の立場に立つことと言えます。それが伴侶の事を知る第一歩です。
“女性は感情的”というイメージがあるので、 感情・言いたいこといったん脇に置き、事実を伝えよう |
私は男性の方が感情的と感じていますが、私を含め女性は感情とこれからすることをごっちゃ混ぜにする傾向があります。
大切な人と豊かな時間を過ごすのがあなたの望みだったのでは?
豊かな時間を過ごせれば過去のマイナスの感情は遠のいていくのが人間です。
あなたの目的はご自身が幸せになることのはずですョ。
だとしたら大切な人との時間を豊かにするために
固執している感情を一旦脇に置いてスタートラインに付きましょう。
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