尽くしすぎると男女仲は上手くいかない理由 |
7月の講座に参加されたベッキーさんの質問「夫婦問題が起きてから自分の気持ち、意見を伝えるのが怖くって言えない。どうしたらいいのでしょうか?」の 答えは、
「ベッキーさんの気持ち・意見は今まで通り伝えましょう」です。
夫婦ゲンカの後でもし、ご主人があなたを腫れモノを触るように扱ったら、あなたは気持ちがいいですか?
おそらく、「うん、反省しているのね」と最初は気持ちが良かもしれません。でもそれが続くと、嫌ではないでしょうか?
過去の忘れたいことを思い出してしまうこともありますよね。
さらに男性は今と未来を見る傾向があります。特に、性格タイプ分けのリーダータイプとピーターパンタイプはその傾向が強いです。
ベッキーさんがビクビク、オドオドして気を使って、ご主人は居心地が良いでしょうか?
賢いあなたはもう答えは解りますネ。
オドオドした妻に魅力は感じません。
夫の心地よい居場所を作ることと、尽くすことは異なります。
夫の心地よい場所とは、夫の意志で自由に動ける空間です。
もし、あなたがお姑さんから大事にされているが、その裏に命令、無言の要請を感じたら、お姑さんにどう出ますか?
私の場合は、疎(うと)みます。避けます。
その理由はお姑さんの行為の裏にある命令、無言の要請に対する反発するからです。
反発心がお姑さんを「ワザとらしい!作為的」と感じさせるのです。
ほどんどの女性は男性に尽くすとき、「私を認めて」「尽くした分だけ私を愛して」と無言のメッセージを発します。
実は尽くしすぎる女性は男性から疎まれるのです。
■夫婦問題が起きると、ほとんどの妻は次の態度をとります。 1】「あなたが変わって、私をもっと愛して」と(泣く方も含め)夫を責める 2】「あなたに尽くし、心地よい場所を作ります」と反省し頑張る
実は夫が一番望んでいることはこの2つではないのです。 |
男性は妻の役に立ちたいのですが、命令、無言の要請は大嫌い!
夫が望んでいるのは、愛する恋人である妻の夫を自由にさせる度量なのです。
だから大切なことは夫を自由にさせる度量を持つこと。
そのために夫に「幸せにして」と望むのでなく、まずはご自身で幸せにすると決めること。
矛盾していますが、人は愛する人に「こうして欲しい、ああして欲しい」と望むものなのです。これが愛する夫を思い通りにしたいと思う原因、依存心とも言えます。全く望まれないのも悲しいものです。やる気も失せます。繋がるためには依存心はある程度必要なのです。
ですから程良い加減の依存心が秘訣なのです。その加減とは夫が負担にならない程度です。負担か負担でないかを決めるのは夫です。妻ではないのです。
でもね。夫婦問題が起きると夫を自由にさせる度量が消えます。
あなたが尽くしすぎないで、あなたが自由に好きなことをすることで程良い加減が可能になります。
なぜなら、ご自分が自由に好きなことをすることによってあなたが豊かになり、幸せを感じます。すると夫の自由も認めることができるのです。
人はご自分が幸せと感じると度量が大きくなるのです。
☆気持ち・意見は今まで通り伝えた方が良い理由 1.人は他人にコントロールされるのが嫌い。 2.コントロールを感じると居心地が悪くなる。 3.特に男性はこの傾向が強い。
だから今まで通り天真爛漫に気持ち・意見を伝える。 そのために、尽くしすぎないで、あなたが自由に好きなことをする |
さらに別の角度からも「ベッキーさんの気持ち・意見は今まで通り伝えましょう」と言えます。但し伝え方にはルールがあります。
一記事一メッセージが一番読む方に伝わるので別の角度からの意見は次回に書きます。
次回の9月の講座は前回参加者のローズさんの要望で「気持ちを切り替える、手放す、完了、切り離す、整理の講座をいたします。
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