夫婦の溝を埋めるシンデレラ願望で夫婦円満の3つの理由

 

理由1】男性のヒ―ロ願望と相性がよいシンデレラ願望

 

　あなたはテレビのヒーローものを見たことがありますか？

　

　その一場面ですが、ヒーローが出現すると人々は歓声を持って迎えます。

ヒーローは好意の注目を浴び、賞賛されます。

　

　実は男性は誰でもヒーローのように扱われることを望んでいるのです。

そして、賞賛を浴びるためにがんばって働いているのです。

 

　それはヒーロー見習いである夫はヒーローのごとく扱われることを望み、妻がヒーロー待遇をすると、妻のためにヒーローのごとく力を発揮し、妻を守るために働く男性心理です。

 

　

　「ちょっと待って、うちの旦那はシャイよ。子どもの頃、授業中に手を上げたことが無いほど、テレ屋なの」という声も聞こえてきそうです。

　

　ヒーローにもいろいろなタイプがあります。このタイプ分けは後ほどします。

　

　《歓声を持って迎えられ、賞賛を好む》ということは、

《否定・非難・評価・ジャッジを好まず、そのままの自分＝夫を受け入れ信頼し、その可能性を認めその気持ちを素直に表してほしい》と願っていると言い変えられます。

　

　シンデレラ願望は夫を頼り信頼し、サポートする特質があります。ほとんどの夫が望んでいる特質です。その望みをあなたが叶えると、夫は<あなたに貢献します。

　

 

理由２】戦いを選ばないシンデレラ願望

 

　「ちょっと待って、私たち妻も否定などを好まないし、誉められて伸びるタイプなのよ。同じでしょ」という声も聞こえてきそうです。

　

　「誉めてくれた相手に貢献する私の相談経験から説明します。

　私を含めほとんどの妻は、夫を養う気持ちは「さらさらない」。

　まして「夫に自分の年収(お給料)を渡す気持ちは毛頭ありません」と言えます。

　

　

　この男女特有の心理の説明が、下記の私と女性相談者との定番【１】の会話です。

　女性相談者を花明さんとします。

　

私「ご主人は、働いた成果であるお金を家庭に入れていますか？」

花明「はい、入れてくれています」（でも…）と不服そうな顔。

　

私「生活費をメインに負担している方は？」

花明「夫です」（当然でしょ…）と不服そうな顔。

　

私「花明さんはご自分が働いたお金を、ご主人のように家計に入れますか？」

花明「いいえ、しません。少し入れますが、私が働いたお金は私のモノです」と怪訝な顔。

 

　

私「私もそうです。ご主人が働いたお金のほとんどを奥様に渡すことは、尽くす・捧げる・貢ぐ、このような言葉で言い換えられます。花明さんはどの言葉がシックリ感じますか？」

花明　目から鱗の表情で「"貢ぐ"ですかね。私は貢ぎませんが……」

　

私「男性の愛情表現は女性の愛情表現とは異なるのです。

ご主人は花明さんを愛しています。

愛していない女性に、ご自分が働いたお金のほとんどを渡しますか？」

花明「……しませんネ」自分の言葉にゆっくりと頷きながら考え込みました。

 

*-*

　このように男性は愛する妻に尽くすために自身の実力を伸ばします。そのときに認めてくれると勇気100倍になります。

　女性は認めてもらうコトで自分のために能力を伸ばし自身の生活を豊かにします。夫に尽くすより、尽くしてもらうことを望むようです。

　

　ご自分のシンデレラ願望の身勝手さを認めると、夫と闘うより労うことをし始めます。すると夫婦仲は良くなります。

　

　

理由３】シンデレラ願望は男心を鼓舞する

 

　実は男性の中には、妻に貢献する、養う気持ちが希薄な夫もいまが、ヒーローのごとく扱われることを望んでいることは確かです。

　養う気持ちが希薄な夫は２種類に分かれます。2つのグループには「自由を捨てたくない」という共通点があります。

　

　「自由を捨てたくない」という願望は全ての男性が持っています。このこともヒーローの特徴です。

 

　指示命令されているヒーローなんていませんよね。

　ですから、夫に指示命令、アドバイスはＮＧなんです。

 

　

　あなたが夫に望むことは何ですか？　

　その望みはシンデレラの願いの形にした方が、夫は頑張って叶えます。

　

　昔の人はこの意味を分かり易く「奥さん、旦那はおだてて使いなさい」と言いました。

　夫婦円満にお過ごしください。

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