夫婦円満-相談:夫婦間で会話術が使えない理由

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もしもの話です、

あなたは様々なコミュニケーションスキルを学びました。

そのスキルをご近所の方に使おうと思いました。

「さあ、使うぞ」と使いだしました。

この状態を想像してください。

ご近所の方に、最初は上手くいきません。

でも、何回もトライしているうちに慣れました。

簡単に使えるようになりました。

会社の上司や部下に使おうと考えました。

あのムカつく上司には上手くできません。

でも、何回もトライしているうちにできるようになりました。

ときどき「むっと」しますが、使えるようになりました。

伴侶に使おうとしましたが、

どうしても、使えないのです。

「どうしてそうなの？」

「なんで、そう言うの？」

「たまには片目をつぶってよ」

「たまには褒めてよ」と、不平不満がつのりました。

せっかく学んだコミュニケーションスキルを使えないのです。

こんなこと、あなたはありませんか？

実は身内に近ければ近いほど、

相手に対して要望＝甘えが出て、スキルを使えないのです。

スキルの基本は、相手を認めること。

１】相手の話を聞く。

２】相手をほめる。

３】相手の良い事実を認める。

次のことを一旦脇に置くこともスキルの一種なのです。

・あなたが言いたいこと。

・あなたが聴きたいこと。

・あなたの要求。

他人だとできることが、夫婦や親子だとできないのです。

それは「愛する者には一体化を望む」傾向が人にあるからです。

私のことを分かってほしい。

愛するに人に阿吽の呼吸を望むからです。

私と同じ感覚・同じ意見・同じ感情でいてほしい。

私の好きなこの良さをあなたに分かってほしい。

人はこのような期待を一番身近な他者に抱きます。

それは境界線を敷いていない状態です。

自分自身と他者が全く別の人間であることを忘れた状態です。

愛する子ども・親に人は自分の理想を求めます。

愛するがゆえに、自分を理解してほしいと望みます。
自分の一部のように感じます。

同じことを伴侶にも求めます。

消して悪いことではありません。

でも行き過ぎると、相手を傷つけ攻撃することがあります。

ですから、相手に対して配慮ができる距離間が必要なのです。

それを子離れ・親離れ・パートナー関係構築・卒業・境界線を敷くとも言います。

不完全な人間同士が「人生の伴侶として生きていくための礼儀を心得る」

そのための自分と他者の線引きでもあるのです。

性格分析を活用する土台は、上記の意識です。

「自分と他者の線引き」は下記のメルマガのワークなどで意識でき効果があります。

心理セッションで敷くこともできます。

次回は夫婦の性格タイプの組合せで起きる行き違いの特徴などです。

お楽しみに！

夫婦円満も離婚回避も夫婦再生も、夫婦の溝への橋渡しの方も、あなたと伴侶は異なる個性を持った人間同士であると認識すること。

どのようにしたら伴侶と上手くいき、あなたが楽に生きられるかを考えることです。

「離婚したくない」「夫婦仲を良くしたい」「もっと夫に愛されたい！」と願う方は、夫が望んでいる言葉・あなたの行動を考えましょう。これにはワークが最適です。

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