誰でも自分を認めて欲しい! 認めることで その相手の心の扉を開くことができる |
夫を嫌い、取りつく島もなく、けんもほろろの妻と仲を良くするファーストステップ。「夫が子どものメンター・あるいはコーチとなることで、妻へのアプローチの糸口になる」でした。
50代からの離婚は、夫にとってキツイです。なぜなら、定年後の熟年離婚は夫の10年命を縮めると統計で出ております。しかし、妻の寿命には変化は起きないのです!
だからこそ、妻からの離婚提示の場合は夫が今の自分の視点を変え、妻に寄り添うことをお薦めします。
前回の事例》 夫である花明さん(仮名)に妻の恵子さん(仮名)は心を閉ざし、離婚を望んでいました。 花明さんの望みは妻と離婚回避。夫婦円満になることでした。
恵子さんが心を閉ざしている状況では恵子さんにアプローチすることはかえって危険です。 でもね。恵子さんはしっかりと夫の花明さんを観察しているのです。
だからこそ、子どもに対して「お前はだらしがないから、就職できないんだ」と言っていた花明さんの態度を改めることで「自分は変わった」と恵子さんにアプローチできます。
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ここまでが前回までの経緯です。
メンター・コーチの基本中の基本技術 |
メンターやコーチの基本スキルは、相手の話を傾聴できること。
傾聴とは、相手の話を否定しないで最後まで真摯に聞くことなのです。
子どもの言う意味に共感できなくてもOKです。
子どもの言うことを理解できなくてもOKです。
相手である子どもを否定しないで最後まで子どもの言うことを真摯に聞けばいいだけ。
否定しないで最後まで真摯に聞くコツは、相手に興味を持つこと。
子どもを自分と同じ一人の人間として、敬意と興味を持って聞くこと。
話を聞くことは、その相手を認める行為です。
人の話をさえぎり、あなたの意見を伝えることは相手を認めることではありません。
アドバイスも相手を認める行為ではありませんのでこれらはすべてNGです。
もし、父親である花明さんに子どもが30分話したとしたら、すごいこと。
きっと、恵子さんは夫の我が子との関わり方を見ています。
夫の変わりようと、子どもの反応を見ています。
が、すぐには恵子さんは花明さんの変化を信じません。一時的でなく、傾聴のスキルを習慣とすることで、最強の対人コミュニケーションが身につきます。
傾聴の基本スキル 1、相槌(あ~、いいね、うんうん、エェッ、オォー)表情豊かに! 2、オウム返し=相手の言葉を繰り返すこと 3、万能の応対の言葉「そうなんだ」相手の様子に合わせて表情豊かに!
これらの3つは、すべて受け身の相槌と言えます。 傾聴の基本スキルは、相槌で相手に最後まで話させること。 |
花明さんはご自身が正しいと思い、妻を説得しようと今までご自分の正論を広げたてきたのでしょう。それが奥様の心を閉ざしたと言えます。
外に恋人を作り遊びに行く妻は、「ダメ」と言われても行くでしょう。
今まで花明さんは息子を非難し、妻を非難し、妻と一緒に人生を楽しむことを無駄と考えケチり、小言を言ってきました。妻は花明さんと一緒にいても人生が楽しくないと感じたのです。そして外に愛を求めに行くようになりました。
男と女は異なるいきものです。
女には愛が必要なのです。
女性が愛を感じる入口は、最後までその女性の話を聞くこと。
ですが、恵子さんは夫である花明さんとは話しません。ですから、まずは恵子の大切な子どもと会話できるようになることで、花明さんが愛を感じるに足りる男性だと恵子さんにアピールすることが攻略方法です。が、花明さんが攻略と考えると上手くいきません。ですから、息子さんに興味と敬意を持つことが大切です。
妻に経済的不安がない場合、熟年離婚の場合、残酷ですが花明さんが妻に歩み寄るしか、夫婦関係再構築はスタートしないのです。
言いかえると、妻の心の空洞を埋められる夫になれば、妻が花明さんと再び人生を共にする可能性があります。
大切なあなたの人生です。「どうすれば幸せに人生を過ごせるか?」をお考えください。
薄っぺらい男の意地も大切です。
あなたの今までの常識、価値観も大切です。
ですが、この2つに拘って今の状況になったのではないでしょうか?
あなたが幸せと感じる日常をありありと思い浮かべてみましょう。
そこにあなたが望む答えがあります。
幸せと感じる日常は、どのような情景ですか?
そこにあなたの答えがあります。
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